ミラブルって、本当に効果あるの?正直、私も最初は「ミラブル エセ科学」なんてワードが気になって調べ始めたひとりです。
肌にいいって聞くけど、口コミは賛否あるし、広告もちょっと大げさに感じて…。
この記事では、「ミラブルはエセ科学」と言われる背景や根拠を、ちゃんと調べた上で、実際の使用感も交えてまとめています。気になってるなら、読んでみるとモヤモヤが晴れるかもしれませんよ。
- 「ミラブルはエセ科学」と言われる理由と、その根拠の有無について
- ミラブルの科学的な効果や、実証された研究データの内容
- ステマ疑惑や広告の実態、消費者庁の措置命令の詳細
- 実際の使用者による口コミや、効果を感じにくいときのポイント
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ミラブルはエセ科学と呼ばれる理由とは?背景と指摘の根拠を解説

ミラブルに対して「エセ科学」という指摘が出ている理由には、科学的根拠の不明確さや広告の誇張が関係しています。
ここではその背景や指摘内容を丁寧に解説していきます。
- エセ科学とされる理由とは?
- 科学的根拠はあるのか?
- ステマ疑惑は本当?
- 消費者庁が出した措置命令
- 実際に使った人の口コミ・体験談から見えるリアルな効果
- よくある質問とその回答まとめ(仕組み・使い方・信頼性)
エセ科学とされる理由とは?
ミラブルが”エセ科学”と呼ばれる背景には、著しく誇張された広告表現と消費者庁による行政処分があります。
特にテレビCMやSNSでの「油性マジックが水だけで落ちる」といった演出は、実際には水道水中の塩素除去機能やアクリル板で試験したものであり、肌への効果を保証するものではありません。
さらに2023年1月、販売元サイエンス社はこの表示について景品表示法に基づく措置命令を受け、不当な優良誤認表示があったと認定されています 。
「シャワーを浴びるだけで肌が劇的に変わる」といった過剰な期待を煽る表現は、科学的な検証よりも感覚的な体験に依存しがちで、結果的に「エセ科学」のレッテルを貼られる要因となっています。

科学的根拠はあるのか?
ミラブルの特徴である「ウルトラファインバブル(直径1µm未満の気泡)」には、確かな科学的裏付けがあります。
まず、日本のファインバブル産業会(FBIA)は、ミラブルを含む製品がウルトラファインバブルを発生することを計測・認証しており、その効果は洗浄や保湿に一定の有用性があるとされています。
さらに近年の研究では、光沢を伴う皮膚改善効果に対する期待も高まっています。
たとえば、大阪公立大学の研究チームは、アレルゲン誘導型アトピー性皮膚炎モデルのマウスにウルトラファインバブルシャワーを使用したところ、炎症が有意に軽減され、皮膚バリア関連タンパク質(フィラグリン等)が増加したことを発表しました 。
さらに、別のランダム化比較試験では、「UFBシャワーを使用すると入浴後の角層水分量が有意に高く、肌の乾燥を抑える効果がある」と報告されています。
ただし、これらの研究はマウスや限られた人数の成人女性を対象としており、ヒト被験者への長期・大規模臨床試験はまだ十分ではありません。
つまり物理的・生理学的効果についての科学的根拠は存在しますが、「全ての人に劇的な美容効果がある」とまでは言い切れないのが現状です。
ステマ疑惑は本当?
ミラブルのステマ疑惑は根拠があるものの、法改正後の対応が進む中で変化が見られます。
SNSやブログでは「芸能人○○さんが愛用」などの紹介が多く見られ、その多くがアフィリエイトリンク付きで報酬目当てと受け取られるケースもあります。
実際に「有名人のステマが多い」という口コミも確認されており、筆者自身も「宣伝が胡散臭い」「ミラブルplusはアフィリ報酬が高いため偏ったレビューが出やすい」との指摘を発見しました 。
一方で、消費者庁による景品表示法改正(2023 年10 月施行)以降、PR表記や広告の明示が義務付けられており、「#PR」「広告」などが適切に添付されていれば違法ではありません 。
最近では、ステマ規制法の影響でインフルエンサー側が過剰にPR表記を挿入した投稿も見受けられ、かえってユーザーの警戒心を高めている状況です 。
消費者庁が出した措置命令
ミラブルの販売元である株式会社サイエンスは、2023年1月20日、消費者庁から景品表示法(優良誤認)の措置命令を受けました。
この命令は、「油性マジックがミラブルの水だけで落ちる」といった広告表現が、肌への効果を示す誤認を招くものであると判断されたものです。
また、広告には「塩素分解により酸化作用が抑制される」など専門用語を用いながらも、その裏付けデータが明示されていなかった点も問題視されました。
措置命令では、該当の広告掲載停止と、今後の表示改善に加えて、消費者に対する誤認を招いた事実を公表し、再発防止策を講ずることが求められました(景品表示法第7条第1項)。
実際に使った人の口コミ・体験談から見えるリアルな効果
ミラブルを実際に使用したユーザーからは、「毛穴の汚れが落ちた」「肌・髪がしっとりした」といったリアルな体験が多数報告されています。
@cosmeでは、123件以上のレビューで“スキンケアの浸透が良くなった”“頭皮のニオイが改善した”といった声が高評価されています。
例えば美肌効果では、ミラブルゼロ使用者が「トルネードミストにより毛穴の隅々まで汚れを落とせた」と実感し、ファンデの使用量が減ったという声もあります。
節水効果も無視できず、ミラブルプラスやゼロではいずれも約60%の節水効果があると報告されています。
一方で、“水圧が弱い”“ミスト時に温度が冷たく感じる”といった改善点も散見され、特に集合住宅など水圧が制限されやすい環境では注意が必要です。
また、正規品以外では効果が得られないとの声があり、公式サイトからの購入が推奨されています。
よくある質問とその回答まとめ(仕組み・使い方・信頼性)
- ミラブルはどんな仕組みでウルトラファインバブルを発生させるの?
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ミラブルはシャワーヘッド内部で空気を取り込み、プロペラ状構造により1μm未満の超微細気泡=ウルトラファインバブルを生成します。専門機関FBIAの認証済で、気泡数は通常1mLあたり1,400万個、トルネードスティック使用時は約2,000万個以上と報告されています
- 取り付け方は難しくない?
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標準規格G1/2のシャワーホースであれば、古いヘッドを回して外しミラブルを締めるだけ。アダプター付きで、多くの家庭で数分以内に装着可能です
- ミストは快適?温度が低く感じる?
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ミスト水流は気泡による体感温度の低下があります。寒さを感じた場合は水温を2~3℃高めに設定し、シャワーヘッドを近づけて使用するのが有効です
- 塩素除去にはトルネードスティックは必要?
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塩素除去を望むならトルネードスティック必須。内蔵の亜硫酸カルシウムフィルターで残留塩素を減らし、ファインバブルも増加します
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ミラブルはエセ科学論争を正しく理解するための視点と注意点
論争の背景には情報の混乱や誤解もあります。科学的視点と冷静な判断をもとに、消費者として賢く選ぶための視点を紹介します。
- 科学的に見た「マイクロバブル」「ウルトラファインバブル」の違いとは
- 効果を感じにくいケースとは?
科学的に見た「マイクロバブル」「ウルトラファインバブル」の違いとは

マイクロバブルは直径1~100 μmのファインバブルで、シャワーや入浴時に白い濁りとして視認でき、皮膚や水中の汚れに付着して浮上させる洗浄効果が期待されます。
一方、ウルトラファインバブル(直径1 μm未満)は透明で、肉眼では見えず、レーザー照射によって可視化されるほど微細なため、ブラウン運動により数週間から数ヶ月という安定した残存期間を持つ点が特徴です。
これにより、毛穴奥の汚れを取り除いたり、保湿力向上につながる高い浸透力が期待できます。
実際、FBIA(ファインバブル産業会)はこれらを国際規格ISO 20480‑1/JIS B 8741‑1に基づき正式に分類し、製品への適正な表示を推奨しています。
効果を感じにくいケースとは?
ミラブルのウルトラファインバブルによる洗浄や節水効果、美肌効果は魅力ですが、環境や使い方によっては効果を実感しにくい場合があります。
まず、水圧が元々低い集合住宅などでは、ミストモード使用時に水圧の低さが目立ち、洗い流しにくさや肌への当たりの弱さを感じることがあります。
また、ミストの細かい水粒子は表面積が大きいため、身体から距離を離して使うと熱を奪われて冷たく感じやすく、冬場には特に不向きです。
さらに、給湯器が「使用水量が少ない」と認識し、十分な加熱ができずに水温が不安定になるケースも報告されています。
またトルネードスティック(節水+除塩素カートリッジ)は、汚れや経年劣化により詰まり、水圧が低下して効果を感じにくくなる原因となります。
次に、美顔器のようにじっくり肌に当てる使い方を続けると、節水効果を相殺してしまい、「水道代が減らない」と感じたり、「シャワー時間が長過ぎて面倒」になる人もいます。
最後に、偽造品をつかまされた場合は、そもそもウルトラファインバブルが発生せず、洗浄・除塩素・節水といった本来の効果が一切得られないケースもあるので注意が必要です 。
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まとめ ミラブルはエセ科学?
ここまでの内容を簡単にまとめると、ミラブルが「エセ科学」と言われるのには、それなりの理由と背景があることがわかりました。
でも、科学的な根拠がまったくないという話ではなく、情報の伝え方や使い方次第で感じ方が分かれるという印象です。とくに私自身も、広告と実際の使用感にギャップを感じたことがあり、納得する部分も多くありました。
ポイントを絞ると以下の通りです。
- テレビCMの誇張表現が誤解を生み、「エセ科学」と言われる原因に
- 消費者庁からの措置命令で、優良誤認の広告があったことが明確に
- ウルトラファインバブルの効果は学術的にも一定の裏付けがある
- SNSやブログでの過剰なPR投稿が、ステマ疑惑を強めている背景
- 使用環境や水圧によっては、効果を感じにくいケースもある
つまり、正しい知識と使い方、そして信頼できる購入先を選ぶことがすごく大事なんですよね。科学的根拠がある部分もあるからこそ、うのみにせず、自分で確かめる目も持っておきたいところです。
参照元
・https://www.caa.go.jp/(消費者庁)
・https://fbia.or.jp/(ファインバブル産業会)
・https://select.okwave.jp/(OKWAVE)
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